素材の研究

AUGM長崎2015の適当レポート「ケイズデザインラボ編」

 

どうも、ディアゴスティーニの「週刊マイ3Dプリンター」は完成するまでに累計108,891円払うことになるけど、その頃にはもっと安くて高性能な機種が出てるんじゃね?って思う☆代表☆です。

さて本日も、2015年5月16日に開催された「AUGM長崎2015」の適当レポートをお送りします。今回は3Dプリンタや3Dスキャナ等を活用して、新しいものづくりの企画・提案をされている「ケイズデザインラボ編」です。

ケイズデザインラボの原社長

ケイズデザインラボの原社長

講演者は原雄司さん。テーマは『3Dプリンタで製品を作ったんで、蔦屋家電で売ってみようと思います』です。

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ケイズデザインラボさんの概要

まずはじめに、ケイズデザインラボさんの活動概要のお話がありました。3D業界に携わって30年の老舗だそうです。

会社概要

会社概要

3Dスキャナや3Dプリンタの販売とこれらを使った業務の立ち上げのお手伝いをされており、CMでよく目にするDMM.makeも取引先だそうです。

取り組まれている主な事業

取り組まれている主な事業

トリニティから販売されているiPhoneケース「次元シリーズ」もケイズデザインラボさんとの協業。3Dのデータから金型を起こしているらしいのですが、この金型作成の精度はとてつもなく高く、日本でしか作れない製品だそうです。

テクスチャ事業の例

テクスチャ事業の例

アーティストの作品作りのお手伝いもされています。光の書道家紫舟さんの「夢」という作品は、書画を3Dデータ化し、透明アクリルを削り出して作成されたもの。12月にルーブル美術館で展示予定だとか。

アーティストとのコラボ

アーティストとのコラボ

3Dプリンタで使用する素材の研究開発などもされています。素材にカーボンを使った製品では、最近、3Dプリンタで作った電気自動車が話題になったそうです。

素材の研究

素材の研究

鴨川シーワールドでは、魚の3Dデータにお客さんが着色をして、バーチャル水槽で泳がせる展示を手がけているそうです。しかもそれだけではなく、そのデータを元に、3Dプリンタでピンバッジやスノードムを作成して販売するサービスも行っているんだとか。凄い!

日本テレビの「マツコとマツコ」に出てくるマツコロイドの作成もお手伝いされたそうです。

AGF「トリプレッソ」のCM作成をお手伝い。松崎しげるをスキャニングし、3Dデータ化した後、産業用の光造形機を使い、でっかい「松崎しげるコップ」を作ったそうです。トリプレッソを注ぐと松崎しげる色に。ただ、牛乳を注ぐと松崎しげるではなくなるそうです(笑)。作成の様子はYouTubeで公開されてます。

 

高品質・デザインファーストなものづくり

ここからはメインテーマ『3Dプリンタで製品を作ったので、蔦屋家電で売ってみようと思います』のお話。

話題の蔦屋家電で製品販売します

話題の蔦屋家電で製品販売します

現在、家電業界は、製品の機能を増やし複雑化していく傾向にあり、原さんはそれらの製品を見て、「テクノロジーとは決して最新機能をつければいいというものではない。最新と伝統をキーワードに、高品質・デザインファーストな製品を作っていくべきだ!」という思いを持たれたそうです。

で、その思いを実現するため、東京二子玉川にオープンした蔦屋家電で製品を販売することにしたそうです。

ここからはその蔦屋家電で販売される商品のご紹介。

YOYというアートユニットとのコラボレーションから生まれた「WALL STITCH PROJECT」。ステッチのような風合いの看板です。3Dプリンタは金型が不要なのでコストを大幅に下げられるうえ、壊れてもすぐに作れるし、サイズも変えられます。渋谷のグランベルホテルへの納入実績があるそうです。

WALL STITCH PROJECT

WALL STITCH PROJECT

続いては視覚障害者のための触れる絵画。アダチ版画という日本最古の版画屋さんが監修されています。3Dプリンタで作っているため、さまざまなサイズのものを作れるそうです。

触れる絵画

触れる絵画

3Dプリンタで作った月球儀のランプシェード「THE MOON」。いままでの金型成型では作れなかった商品だそうです。月面探査機かぐやのデータを元に3Dデータ化。こちらもオーダー毎にサイズを変えられるので、ペンダントライトにしたりフロアライトにしたりと、自在にカスタムオーダーできます。

THE MOON

THE MOON

チタンの金属プリンタで作った腕時計(写真ナシ)。針、ケース、バンド等をカスタムで受注します。Apple Watch と同等の価格での販売を想定しているそうです。

金沢の伝統工芸チームと作ったお皿。技術的に結構難しい商品だそうです。今後、重量バランスやカロリーを計算する機能の付加(IoT化)を計画しているそうです。

陶器の3Dプリント

陶器の3Dプリント

スバルのプロモーションで作ったラジコンカー。ほとんど3Dプリンタで作られています。実写のレースカーをホイールまでこだわってスキャニングし、普通の金型ではできない細かいディテールまで再現してるそうです。”そこそこの値段”で販売するとか(笑)。また、元が3Dデータなので、ミニ四駆サイズの製品化も考えているそうですよ。

 

以上、AUGM長崎2015適当レポート「ケイズデザインラボ編」でした。

 

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